杉田玄白直筆の漢詩発見のニュース /東京都品川区(寺田倉庫)、杉並区浜田山、三鷹市牟礼、三鷹市上連雀、西東京市で、古典文学全集、近代文学初版本、写真集、田淵行雄、落語CD、クラシックCD、着物、帯留め、楽器、ギターなどお譲り頂きました
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現在5位です(本・書籍部門)、どうもありがとうございます!
今日は一日中雨でした、昼間はけっこう降りも激しかったです。
こんな日に限って、くまきち(夫)は5件の出張買取・・・(;´`)
さすがに疲れた様子で帰ってきました、
雨の日の荷運びは濡れないよう気を遣わなくてはならないので、
大変ですよねえ。
ところで、こんなニュースが目に飛び込んできました、
なんて夢のある話なんでしょう!
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医学書「解体新書」の翻訳で知られる江戸時代の蘭方医・杉田玄白(1733~1817年)が
晩年に作った漢詩が新たに見つかった。
西洋医学発展の功績が認められ将軍との面会を許される喜びなどを詠んだ2首で、
直筆で1枚の紙に記していた。
医学への情熱を生涯燃やし続け、長年の苦労が報われた玄白の感激をうかがわせる
貴重な史料といえそうだ。
玄白の漢詩が新たに確認されたのは、昭和11年に漢詩が書かれた日記を
子孫が公開して以来、約80年ぶり。
群馬県高崎市の古書店「名雲書店」の名雲純一さんが今秋、古書市で発見。
松田清京都外大教授(日本洋学史)らが、玄白の別宅名に由来する「小詩仙翁」の署名が
あることや、内容が玄白の日記と合致することなどから本物と確認した。
江戸城に呼ばれ11代将軍・徳川家斉との面会を予告されたのは文化2(1805)年。
城内の障壁画の「五彩雲烟(5色の雲とかすみ)」に囲まれ「得色」(得意の気持ち)も
萎縮してしまった、と喜びを表した。
松田教授は「このころから、漢方に比べ地位が低かった蘭方の医学は、
病気治療に役立つ学問として公的に認められていく」と話す。
これに先立ち、古希を迎えた享和2(1802)年、大病で3日間の危篤状態から脱した後に
もう1首を詠んだ。日記に残した漢詩の一部を改め、記されていた。
「頑固な仙人のような私がこの世を去ったと怪しまないでほしい。
元気な仙人になって戻って来たのだから」と医学への衰えない意欲をうかがわせる。
漢詩は、蘭学者の桂川甫周の手紙と一緒に掛け軸に表装されていた。
掛け軸は来年3月15日から、国立科学博物館(東京)での特別展「医は仁術」で
公開される予定。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131020/trd13102010410009-n1.htm
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すごーい、こんな貴重な史料を古書市で発見だなんて、
正に古書店冥利に尽きますね!
記事を読むだけで思わず胸がときめいてしまいました
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