中国の銘酒、マオタイ酒(茅台酒)の価格高騰と下落
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買い取りで入ってきましたこちらのお酒は、中国の有名なお酒で、
マオタイ酒(茅台酒)といいます。
「中国の酒事典」(書物鶴亀社)によれば、1704年から生産が始まったそうですから、
長い歴史を持つお酒です。
1915年のサンフランシスコ万国博覧会(パナマ太平洋国際博覧会)では
世界の銘酒の一つにも選ばれ、
名実ともに中国の「国酒」と称され、政治家ら国家主導者が海外の首脳をもてなす際に
飲まれてきました。
実はこのマオタイ酒、近年は日本でも熱~い注目を集めておりました、
なぜなら中国の富裕層が選ぶ人気ギフトであると同時に、
企業幹部や役人への賄賂での使用が急増したそうで、
日本でも価格が高騰していたからです。
ほんのしばらく前(数か月前?)まで、骨董の市場で、マオタイ酒1つで
数十万から数百万円?の値段が付くこともありました!
ところが。
今年に入り、中国政府が公費による贈り物やぜいたくを禁じる
「倹約令」を出したため、マオタイ酒の価格や株価は下落、、、
いやはや、物の相場というのは、様々な外的理由により
突然乱高下する場合もあるということがよくわかる一例であります
(参考記事:
「価格.com「茅台酒」に関連する情報」
「ウィキペディア 茅台酒」
「中国、汚職取締り強化の影響は?」)
ちなみにこちらもマオタイ酒なのだそうですよ、
色々な種類があるんですね。
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