津田青楓の色紙「虎吼起風」、入荷です
カテゴリー/出張買い取り/骨董品・古いもの/くまねこ堂通信入荷品のご紹介です。
先日(2016/1/24の記事)、夏目漱石「吾輩は猫である」の挿絵を書いた
中村不折の作品をご紹介しましたので、
漱石つながりで、今日は津田青楓の入荷品をご紹介したいと思います。
虎の色紙です。
「虎吼起風」と勇ましい言葉が書かれていますが、
肝心の虎さんはどこかゆるい感じでステキだわ~~(*´∀`*)
御年96歳のときに描かれたんですね、すばらしい!
津田青楓(つだ せいふう/1880年‐1978年)は京都府出身の画家、書家、随筆家、歌人で、
良寛研究家としても知られています。
夏目漱石と親交が深く、漱石に絵も教えました。
漱石の「虞美人草」、「道草」、「明暗」の装丁は青楓によるもので、
「明暗」の登場人物・お延は、青楓の元妻で日本の服飾デザインの
先駆者・山脇敏子(山脇美術専門学院創始者)がモデルとされているそうです。
(青楓美術館 【笛吹市】より)
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