江戸東京博物館に行ってきました
カテゴリー/レジャー
昨日、たぶん3年ぶりくらいに江戸東京博物館に行ってきたのですが、
色々リニューアルもされていましたし、久しぶりであまりに楽しくて、
今日も行ってきてしまいました!
いやほんとにここは、江戸・明治好きには楽しくてたまらない場所でございます!
ちょうど「えどはく寄席 ファミリー寄席」という催し物をやっておりまして、
昨日も今日もしっかり見てきました、とても楽しかったです!
昨日は鏡味初音さんの「太神楽(だいかぐら)」と、青空麒麟児さんの「紙切り」を、
今日は伊藤夢葉さんの「奇術」と、やなぎ南玉さんの「曲独楽」を見ることができました。
こちらの写真はやなぎ南玉さんの「曲独楽」です。
細~い棒の上で独楽を廻して、しかも親指一本で支えているのが
おわかりいただけますでしょうか!
ちなみにバックに写っている建物は、江戸時代にあった芝居小屋「中村座」の
原寸大復元模型です。
中村座は、1893年(明治26年)の火災で惜しくも焼失しました。
江戸東京博物館は、上記のような原寸大復元模型や、
細かいところまで練りに練って考証されたジオラマが多数展示されていて、
とても楽しいですしわかりやすいですよね!
百聞は一見にしかずで、パッとタイムスリップ気分が味わえちゃいます。
三井越後屋呉服店、現在の三越の前身です。(ジオラマ)
「現金掛け値なし」という新しい画期的な商法で、江戸を代表する大店に成長しました。
こちらは絵草子屋、今の本屋さんですね。(実寸大模型)
江戸時代に実在した、和泉屋市兵衛(四代目)という人がやっていた
お店の店先を実物大で再現したものだそうです。
市兵衛は、当時まだ無名だった初代歌川豊国(1769〜1825)を抜擢し、
役者浮世絵シリーズを刊行したところ大ベストセラーになりました。
豊国は、人気絵師として一世を風靡することとなった後も、
市兵衛への恩を忘れることはなかったそうです。
時代は明治に移り、「鹿鳴館」!(ジオラマ)
決まった時間になると、優雅な音楽とともに天井がウィーーンと開いて、
紳士淑女が優雅にダンスをしている室内を見ることが出来ます!
かつての浅草名物、「凌雲閣」。(ジオラマ)
明治~大正時代に東京・浅草に存在した、12階建ての塔です。
1923年の関東大震災により建物の8階部分より上が崩壊してしまい、
危険だということで爆破解体されました。
同じく浅草にあった「電気館」。(ジオラマ)
1903年(明治36年)に日本初の映画専門の劇場として作られ、
大人気を博し、同じ浅草六区にはその後次々に映画館が誕生します。
「電気館」は1976年(昭和51年)に閉鎖されました。
銀座にあった「朝野新聞社」。(実寸大)
1874年(明治7年)~1893年(明治26年)に、民権派の政論新聞である
朝野新聞(ちょうやしんぶん)を発行しました。
現在の和光の場所にあったそうです。
あ、そうそう!
そもそも今回「江戸博」に行こうと思った一番の目的はこちらだったので、
こちらもご紹介せねば!
「企画展 近代百貨店の誕生 三越呉服店」
明治時代の内国勧業博覧会や勧工場(かんこうば)の写真をはじめ、
三越における博覧会と展覧会の資料、大正期のおしゃれでモダンなポスターなど、
いろいろ面白かったですし勉強になりました!
ああ~~~、楽しかったなあ~~~
・・・実は昨日今日と2日間行ったにもかかわらず、
結局全部は見きれなかったんですよ
解説パネルもじっくりしっかりすべて読もうと思ったら、
自分は3日間くらいかけないと無理っぽいです
パンダ子(娘)と一緒に行けるのはいつになるのかな、まだまだ先よねえ~
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