2019年は、鹿児島でスタートです!(2)
カテゴリー/育児・子供/レジャー/くまねこ堂通信前回に引き続き、鹿児島編2回目です。
今日は「いおワールドかごしま水族館」について触れたいと思います。
ここも、とても楽しかったですよー!!
まず水族館に着いたら入り口付近に水路があり、何となく散策していたのですが、
と、石垣に使われている石を見ながらくまきち(夫)が申します。
「ほら、石に、鑿(のみ)の跡なんかも残ってる。
明治時代よりも前に作られたんじゃないかなあ。」
へえ~、そうかね?くらいに思っていたら、
数日後に読んだ「ブラタモリ」の14巻に、正にこの場所の石の事(「たんたど石」というそうです)
が書いてあって ビックリしました!!
イルカの泳いでいる水路の100mほどの長い石垣は、幕末からあったものです。
いったい何だったのでしょうか。
実はここ、「新波止(しんはと)」と呼ばれ、西洋列強の侵略を防ぐために
薩摩藩が造った大砲を設置していた「お台場」でした。
江戸に台場が造られるのは、嘉永6(1853)年、ペリーの黒船来航がきっかけですが、
薩摩ではその10年ほど前から、藩領に10以上の台場が築かれ、
防備を固めていたと東川さんは言います。
その理由は、1820年代から次々と外国船が姿を現し、さまざまな事件が勃発。
薩摩藩が早くから列強の脅威を感じていたことにあります。
実際、一行がいるこの新波止砲台は、薩英戦争のときに使われています。
このように海外との接点があった薩摩は、江戸よりも外国の脅威にさらされていたのです。
幕末・維新の動乱のなか、いち早く危機感をもっていたことも、
明治維新の主役となれた大きな理由のひとつでした。
(「ブラタモリ 14 箱根 箱根関所 鹿児島 弘前 十和田湖・奥入瀬」より抜粋)
ちなみに「ブラタモリ」のシリーズは初めて読んだのですが
(鹿児島の新刊屋さんに14巻がずらりと並んでいたので、思わず買ってしまった(笑))、
非常に面白かったです、他の巻もぜひ読んでみます!
さて、水族館にお話を戻しましょう。
水路のところを歩いていたら、突如目の前でイルカのショーが始まって
またまたビックリ!!
すごかったですよーーー!!
手を伸ばせば届きそうな目の前で、バッシャンバッシャン芸をしてくれるイルカさん達、
もうそれはそれは可愛いくて、おまけにすごい迫力!!(水もかかります(笑))
しかもこれ、無料で見られちゃうんです!!
これは「イルカ水路」の「青空イルカウォッチング(約10分)」という催しだそうで、
要するに、イルカさんたちのショーの練習なのですね。
なので無料でどうぞということなのでしょうが、いえいえ十分素晴らしかったです、
なんというサービス精神!!
偶然にもばっちりのタイミングで、間近でイルカさんを見られたことに感激しながら、
いよいよ水族館にイン!
パンダ子(娘・4歳)は、ゴマフアザラシに水槽越しにかまってもらったり、
数々のふれあいコーナーも、くまきち(夫)の詳しい説明とともに堪能。
あと、パンダ子は以前からジンベイザメを見たがっていたのですが、
ここでその願いも叶いました!
その他、ジンベイザメの水槽前で、新春らしくお箏&尺八のミニ演奏があってじっくり聴けたり、
「おしえてオジサン!魚のなまえのいろいろ」という楽しい特別企画展があってスタンプラリーもしたりと、
気づけば4時間半くらいかけてじっくり回っていました、子供も大人もとっても楽しかったです!
鹿児島編、もう一回ぐらい続きます♪
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