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現在3位です、皆様どうもありがとうございます!!
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うーん・・・
今日は私もくまきちも、一つずつ大きなポカをやってしまったわ・・・(汗)
(∥○□○) (∥○ω○)
忙しさを言い訳にしてはダメダメ、気をつけないとね!
最近買い取った商品のご紹介。
「ラジオ演出読本」ベルナール・クーパー著、高橋太一郎訳
日本放送出版協会/昭和25年発行
テレビが普及される前、娯楽の上でも情報伝達の上でも
ラジオが重要な位置を占めていた時代を彷彿とさせる本ですね。
ラジオ番組を制作・演出する上での心得が細かく書かれています。
例えば、
「音の型の種類」
(1)ゆつくりした着実な型は心を和らげ、落ち着かせる。
(2)早い、スタッカートな不安定な型は心を乱す。
(3)早いが、しかし堅実な型は心を刺激する。
(4)テンポが漸次増大するものは興奮させ、何か不安な情緒をかもし出す。
出演者の選択法、なんていう項目もありますよ。
こういう人は使っちゃいけない、って(笑)
融通の利かない、センスのない出演者が多いが、
出来るだけかうした出演者は使はないことである。
ラジオでは時間といふことが一つの大事な要素なので、
感情を害したり、他人を嫉んだりする暇はないのである。
感情問題を起すやうな出演者の使用は避けること。
ブツブツ不平を云ふ者は好ましくないもので、
このやうな人物はたとへ才能があつても放送を害ふものである。(抜粋)
そして、音楽番組・ニュース番組・スポーツ放送・ドラマ番組、それぞれの演出方法などが
詳しく書かれています。
面白いなあ・・映像で見てしまうよりも、音と声だけで聴いたほうが、
きっとはるかに想像力が養われると思う。
それと、
目に比べると耳は軽々しく信じる傾向があるので、ごまかすことは容易である。
音響効果で霧笛と水の音を出し、声が「まあ、何て美しい夜の海でせう。
霧があたりを一層美しくしてるんだわ」といへば聴く者は直ちにこの場面を
頭に浮べる。これを映画や演劇で行ふと大変な費用がかかる。
この耳の軽信性をうまく利用して、演出家は驚くべき効果をあげることが出来るのである。
そう、何といってもお金が安くあがる!
不況の今、いいんじゃないでしょうか、ラジオドラマ(笑)
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2009年11月に投稿した古本出張買取り│くまねこ堂・妻のブログの記事一覧