名古屋で劇団四季「バケモノの子」を見てきました!(感想)
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先日(2/1)、名古屋に行ってきました。
何をしに行ったのかというと・・
劇団四季「バケモノの子」の観劇です!
うちは一家そろって四季さんの「バケモノの子」が大好きで、もうすぐ初演シリーズの千穐楽になってしまうので、最後にもう一度見たい!!ということで名古屋までやって来ました。
ちなみに7回目の観劇です(東京で5回+名古屋で2回)
前回名古屋に来たのは2024年9月で、その時のナナちゃん人形は熊徹の衣装を着ていましたが、
今回はこんな感じでした。
今年の5月からは劇団四季「ゴースト&レディ」が開幕しますが(たぶんまた名古屋まで見に来ると思います(笑))、その時はグレイの衣装でも着てくれないかしら・・?!と勝手にワクワクしています
前回来たときは気づかなかったのですが、劇場に行く途中で「白鷹龍神」と書かれた小さな神社を発見。お参りしてきました。
後で調べたら、「柳里神社(りゅうりじんじゃ/やなぎさとじんじゃ)」という所だそうです。
境内には蛇様が2体いらっしゃいました。とぐろを巻く姿が迫力があり、とても印象的でした。
ちょうど今年は巳年(へびどし)ですね!
そして5か月ぶりにやって来ました、名古屋四季劇場!
1階ロビーには、出演俳優さん達のメッセージカードがありました
2階には渋天街の屋台が再現されており、
その横には細田守監督のサイン色紙もありました、かっこいい!!
くまきち(主人)が「うわあ~、すごいな~、売ってくれないかな~!!」と欲しそうでした。買取値段を瞬時に算出してそうでコワいです
ちなみに偶然にも、今まで見に行った7回中7回とも、蓮/九太役は大鹿礼生さんでした!なかなかすごい確率のような気がします
でも何度見ても大鹿さんの歌や演技には心打たれるので、飽きるということが全くありません。こんなに舞台で拝見することができて、幸運だなあと思います
子を想う親の気持ち、親を想う子の気持ち(血のつながりは関係なく)に、何度見ても胸を打たれます。
グッとくる場面は色々あるのですが、中でも涙してしまうのはやはり付喪神(つくもがみ)のシーンです。自己犠牲をも厭わず、相手からの見返りも一切求めない、熊徹の無償の愛。きっとこれこそが本物の愛なのだなあと。
不器用で荒っぽいけど、裏表なくまっすぐに生きる熊徹の生き様には、多くの現代人が忘れてしまった大切な心が描かれているような気がしてなりません。
バケモノたちが暮らす、魅力あふれる渋天街(じゅうてんがい)!
渋天街の人々は、「アナと雪の女王」に出てくる森の隠れ人に近い気がします。人間よりも、神様に近いステージにいる存在。
昔の下町のような人情味あふれる渋天街のバケモノたちと、刹那的・快楽的・無機質な渋谷の街に生きる人間たちとを、ガラリと違う雰囲気で演じ分けるアンサンブルさん達の見事さには、何度見てもうならされます。
例えば、可愛らしい子羊ちゃんを演じている女優さんが、違うシーンでは高校生のイジメ役をとても憎々しげに演じておられて、同じ女優さんだと知った時はとてもビックリしました
俳優さんてすごいなあ・・と改めて思います。
親だけではなくコミュニティ全体で、各々それぞれのやり方で子供を見守り、育てていく。そして同時に大人もまた、子育てを通して成長させてもらうのだという謙虚さ。
子供に嘘をつかず、ごまかさず、誠実に真実を告げる勇気。
心を打つ名曲とともに、現代人が忘れかけてしまっている大切な何かをたくさん思い出させてくれる、素晴らしい作品だと思います。
初演シリーズは一昨日(2/9)で終わってしまいましたが、また再び舞台で見られることを心から待ち望んでいます!!
『バケモノの子』千秋楽オンライン配信
ライブ配信日程/2025年2月9日(日)13:00開演(名古屋公演千秋楽)
見逃し配信期間/2月11日(火・祝)16:00~2月18日(火)23:59
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