群馬県吾妻郡に行ってきました!(1) /雪山のハプニングと日本三大美人の湯
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温泉旅行に行こうということになりました。
私は「日本の秘湯を守る会」というのに入っておりまして、どの温泉宿にしようかな・・とサイトを見ていたところ、群馬県吾妻郡という地名が目に入りました。
「あ、ここにしよう!」
・・なぜならば、劇団四季の島村幸大さんの出身地だからです(くまねこ堂は四季ファン
)
そんなわけでやって来ました群馬県吾妻郡は、
ちょうどこの日はピンポイントに雪が降った日で、降りしきる雪と美しい雪景色に私と娘(10歳)は大はしゃぎ!
・・でもまさかこの後にあんな恐ろしい目に逢おうとは、知らぬが仏とは正にこのこと・・
時計の針を少し戻します。
首都高から関越自動車道へと順調に走っていましたが、駒寄ICから先は「冬用タイヤを装着していないと進めません」表示が出たため、駒寄ICで降りることを余儀なくされました
この先はノーマルタイヤじゃ無理だねということで、前橋で冬用タイヤが装着されたレンタカーを借りて、車を入れ替えることに。
スタッドレスタイヤになったのでこれでもう安心 とくまきち(夫)もホッとして、旅館に向かってレンタカーを走らせました。
カーナビが示した県道を走っていたのですが、どんどん山道に入っていきます。
ふもとの方の道はそれほどでもなかったのですが、山道を登っていくにつれて吹雪いてきて、雪もどんどん積もってきています。
「わーーー、キレイだね!」
と呑気に喜んでいられるレベルではなくなってきました・・
くまきちが、
「ってかこれ・・たどりつけんのかな・・。え、ほんとにこれ、一回止まったら最後じゃね・・?こんなに積もっちゃう・・?」
などとぶつぶつ独り言を言いながら車を走らせていると・・
その不安が的中してしまいました、坂道を進んでいたら車が立ち往生してしまったのです!!
「うわ、やっべーーー!!」
降りしきる雪の山道で車が立ち往生・・しかも坂道なので、止まっていたらジリジリ下がっていきそう・・それは大変怖くてスリリングな体験でありました
JAFか!?JAFさんを呼ぶのか!?今回の旅行はここでおしまいになってしまうのか!?てかうちらの命は大丈夫!?
などなど様々な考えが頭を巡りましたが、隣で一生懸命ハンドルと格闘しているくまきちと、後部座席でいつでも脱出できるよう必死でドアに手をかけている娘の間で、平静に努めなければなりません
そうこうしている間にくまきちは、少し下がっては少し進み、少し下がっては少し進み、を根気よく繰り返し、けっこうな時間がかかりましたが無事Uターンすることができました。よかったーーー
命あっての物種、という言葉を大いに実感できた数十分でした。一生の内でも、思い出に残る旅行トップクラスになりそうな気がします(笑)
さて気を取り直して。県道はやめてもっと走りやすそうな国道を行こうと、山道を降りて国道に迂回することにしました。
雪はまだ降りしきっていましたが、さすがは国道、先ほどの道と比べるとだいぶ走りやすかったです。
そして旅館に到着!
この日は「川中温泉 かど半旅館」さんにお世話になりました
鎌倉時代に源頼朝の家臣が療養したとされる歴史ある温泉で、草津温泉の仕上げ湯として低温長時間浴の湯治文化が根付いているそうです。「日本三大美人の湯」の一つに認められる泉質を、源泉掛け流しで楽しむことができます。良いお湯でした
次の日の朝、客室からの風景です。
美しい銀世界が広がります、まるで別世界にいるよう。
旅館のすぐ隣には、薬師堂がありました。
川中温泉は、その昔、鉄砲水と集中豪雨で湯小屋が流されるという災害にあいましたが、旅館横にある薬師堂だけは流されずにここに残りました。
まさに、川中温泉の守り神ともいうべき薬師堂!温泉の恵みに感謝する意味を込めて参拝してみてください。
良い温泉とおもてなしを、どうもありがとうございました
それでは、次の目的地に向かいましょう。
(明日に続く)
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