砂原美智子「それいゆ」掲載記事
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「それいゆ」ネタ、もう一回続きます。
昭和26年発行の16号と、昭和27年発行の22号には、
ソプラノ歌手の砂原美智子さん(1923~87)が登場していました。
パリでの写真撮影です、エッフェル塔が少し写っています。
この年(昭和27年)の夏に、砂原さんはパリのオペラコミックの舞台で
蝶々さんを演じたのだそうです。
この写真では小さくてわかりづらいかもしれませんが、
蝶々の柄の着物になっています。
これは「蝶々夫人」の舞台衣装というわけではなく
自分の着物として日本から持ってきた物で、
パリで外国人の集まる会合などで
このような蝶々柄の和服を着て出席していたのだそうです。
外国人達は皆「蝶々夫人」を喚起させられたことでしょう。
こちらは、美容家が、当時活躍していた美しい女性達を
思ったまま自由にヘアメイクする・・といったコーナーのようで、
ここにも砂原さんがプリマドンナとして登場しています。
砂原さんは、「顔が四角いから」とおっしゃるので、
上の方を横にはらせて、自然に下の方へと細くして、
柔かいカールでまとめてみたのです。
ひたいが非常に美しいのでそれを少しもかくしたくないと思い、
中央から分けてそのひたいの美しさを充分強調してみたつもりです。
柔らかなカールが女性らしさをかもし出し、
そしてしっかりと出したひたいが理知的な美しさを感じさせますね。
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