戦前の乗車券・半券スクラップブック /東京都中央区銀座と千葉県市川市で、出張買取りでした。
カテゴリー/くまねこ堂通信今日は東京都中央区銀座と千葉県市川市で出張買取りで、
私も同行してきました。
うち1件は出版社様で、新しいビジネス書や実用書などをお譲り頂きました、
どうもありがとうございました!
そしてもう1件は昭和8年(!)に建てられたお宅で、
古い日本家屋でとても素敵でした
お庭にはまだちゃんと使える井戸もあり、ご神木のような木もあって、
実にクラシカルで風情があっていいですねえ~~
こんなに古いおうちに住めたらなんて素敵なんだろうと、
古い物好きのワタクシとしてはついつい憧れてしまいます(ため息)
作業の合間に、お客様ご夫婦に
昔の思い出話などたくさん聞かせていただいちゃいました
そして古書のほか、戦前の葉書なども多数お譲り頂きました。
面白い物も色々ありそうなので、
ぜひブログで少しずつご紹介させていただきたいと思います。
今日はどうもありがとうございました、
もしもまた機会がございましたらぜひよろしくお願いいたします!
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こちらは、先日の入ってきたスクラップブックの紹介の続きです。
昭和29年1月20日、池袋-御茶ノ水間の開通記念乗車券とあります。
丸ノ内線のことですね?へえ~~。
こちらはもっと古くて、
戦前の市営バスの乗車券や、電車の乗車券が貼ってありますね。
”東京市電気局”ですって。
東京市(とうきょうし)は、旧東京府東部に1889年(明治22年)から
1943年(昭和18年)までの間に存在していた市である。
市域は現在の東京都区部(東京23区)に相当する。
1911年(明治44年)8月1日 – 東京市(当時)が東京鉄道株式会社を買収。
東京市電気局を創設して路面電車(市電)事業と電気供給事業を開始。
1943年(昭和18年)7月1日 – 都制施行に伴い名称を東京都交通局に変更。
とあるので、明治44年から昭和18年の間なのは間違いないですが、
それ以上の年代は特定できないですねえ
すぐそばのページに昭和7年の半券が貼ってあるので、その頃なのかな?
(追記:情報をお寄せ頂きました!
”券面に「市域拡張記念」とありますので、まさに昭和7年の切符です。
東京府の中に東京市という行政区分がありましたが、昭和7年に隣接五郡を
合併編入し、現在の23区の元になりました。”
とのことです、どうもありがとうございました!)
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