昭和初期の天空旅行 三越呉服店開催 /埼玉県さいたま市中央区で、専門書、法律書、実用書などお譲り頂きました。

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またまた面白そうな古絵葉書をゲット!
昭和初期の物と思われます。

「三越呉服店開催 天空旅行(説明書付) 日本橋瀬古大成堂発行」全8枚

天空旅行ですよ、天空旅行!
しかも三越呉服店開催ですよ、一体どんななんでしょう!∑(*゚∀゚*)

 

「天空旅行 土星」
なるほど、催し物でこうやって展示されていたわけですね。
これは、当時のお子様たちは、きっとワクワクしたでしょうね!:D

「衛星から見たる土星
 昔鎮星(ちんせい)と呼ばれた星で地球の九倍程の大きさがあります。
 そして美事に白く光つた小さな月の群が非常な速力で回転して居ると云はれてゐる環が
 土星の周囲をとりまいて居ります。(説明書より抜粋)」

 

「天空旅行 アラスカの極光」
オーロラですね!
よく見ると動物が色々いるんですが、
クマと、白いキツネ(?)みたいのと、
手前の鳥はなんだろう、猛禽類には間違いなさそうですが・・
そしてその猛禽類が餌にしている動物もいますね、小さくてよくわからないけど。

「オーロラは太陽の黒点と多大の関係を有して居りまして、黒点が殖える時には
 オーロラも盛んに見えます。これは太陽の磁力線の多少に因る事といはれて居ります。
 北極地方に見えますのを北光と南極地方に見えますのを南光と便宜上名づけて居ります。
 (説明書より抜粋)」

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

「天空旅行 火星」
「火星を大きな望遠鏡で眺めますと褐色の面に縦横に刻れてゐる線が見えると申されます。
 これをロウエルという学者は火星人の掘つた運河だと申しました。
 この場面はその説に因つたものです。(中略)
 若しここに動物がゐたなら火星の引力は割合に弱いのでこんな形だらうと云ふ説で
 考へられたのが此の動物です。(説明書より抜粋)」

おお~~、やっぱり宇宙人といえばこれだよねっ!!(笑)
ちなみにこの「運河」の話は、実際は
「1877年の火星大接近の際、観測された筋をイタリア語:canali(溝)という語で記述したのを
 英語:canal(運河)と間違えて訳されてしまった」(ウィキペディアより)
という世紀の誤訳なわけですが(;^^)
そのおかげで「火星人」なるものが想像され一世を風靡したのであります、
昭和初期のここ日本でも!面白いですね(^^)


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