くまねこ堂・妻のブログ
中野区と川口市で出張買取でした。古本・本（新しめの文学書、新書、パソコンの専門書、コミックなど）や、古いカード類などを買い取りました。
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ちょいと良い話をお一つ・・・
先日、知り合いのＨさん（古本屋さん）の顧客のかたが探していたとある１冊の本が
くまねこ堂にあるとわかり、このお客様にお譲りすることになりました。
昭和30年代の推理小説で文庫版なのですが、貴重な初版本です。
そして後日このお客様からとても丁寧なお礼のメールをいただいたのですが、
なんと20年も（！）かけてずっと探しておられた本だったそうで、
その文面からも喜びがひしひしと伝わってきてこちらも大変嬉しくなりました！(；∀；)
実はこの本、お客様のお手元に渡るまでには紆余曲折ありまして・・
この本はとあるお宅の買取で出てきた物だったのですが、
１日目はご自宅の本（数千冊ありました）を片付け、それから倉庫に案内されました。
倉庫に所狭しと天井までうず高く積み上げられた段ボール、
この中身もすべて本だという。。。
とりあえずすぐ手に取れる場所にあった段ボールを
くまきちはいくつか開けて見てみましたが、
中途半端に古い文庫や新書ばかりでそれらは皆つぶし（値段にならない）です。
「この雰囲気だとつぶしばっかりっぽいなあ・・(；´ω｀)」
すでに数千冊を片付けていて体力を消耗し、
もう後はブコーフにまかせちゃえ（翌週に来ることになっていたらしい）、
という気持ちになっていたのだそうです。
でもそれを聞いた不肖ワタクシ、
「家の中の本の筋は決して悪くなかったしさ、
倉庫の中にもいい本が混じっている可能性あるかもしれないじゃん。
ダメ元かもしれないけど・・・一応チャレンジしてみなよ(´д｀)」
・・・ま、アタシが片付けるわけじゃないから気楽に言えるんだけどもさ(*´∀｀)ゞ ﾊｯﾊｯ
でもそしたらですねえ、ほんとに出てきちゃったんだそうですよ、
一番奥の底のほうから、１冊何万円クラスの本がぽろぽろと・・。
そして今回のこのお客様の本も、その内の１冊だったというわけです。
諦めなくて本当に良かった・・・もし新古書店の手に渡っていたら、これらの本は
「古くて汚い」とバッサリ捨てられていたことは間違いないのですから！
●もしうちが呼ばれていなかったら
●もしくまきちが途中で諦めてしまっていたら
●もし新古書店の手に渡ってしまっていたら
●そしてもしうちがＨさんと知り合いでなかったら
この本を探しておられるお客様の存在も知らなかったわけで、
いつ切れてしまってもおかしくない細い糸がつながって、
今回このお客様の元に１冊の本がたどりついたわけです。
すごい、これってマジで運命じゃない？？って思います Σ(ﾟДﾟ)
お客様からお礼のメールをいただいた時は、埃まみれでゲホゲホになって
長時間かけて片付けたあの苦労も「いっぺんで報われた～(｡´ω⊂)」と
くまきちも喜んでおりました。
ほんと嬉しいやね、これが古本屋冥利に尽きるってものよね！
昨日は東京都中野区と埼玉県川口市で出張買取でした。
１件目は新しめの文学書、新書、パソコンの専門書、コミックなどをお譲りいただきました、
どうもありがとうございました。
そして２件目は、当日ご依頼いただいた即日出張買取だったのですが、
古いカード類ということでくまきちはルンルンでお邪魔しておりました(笑)
依頼主様は解体屋さんだったそうで、また次のお仕事につながるといいね、
このたびはどうもありがとうございました！
埼玉県富士見市で出張買取でした。古本、本を約1400冊買い取りました。
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今日はビョービョーと北風が吹き荒れ、大変寒うございます！ {{{{(´∀｀)}}}}
遅まきながらようやく本格的な冬到来！といった感じです。
猫も寒いんじゃないかと思い、ミニ毛布をかけてあげました。
喜んでくれたようです(*´∀｀*)ﾎﾟｯ
やがてぬくぬくとした表情で、シュガーくんは寝に入っておりました。
ところがしばらくしてから見ると、
毛布は下に敷かれ（いや別にこの使い方でもいいんだけどさ 笑）、
猫がもう１匹増えてます。
しかもシュガーくん、また枕にされてます(ノ∀｀)･゜･｡
もえにゃんは喉をゴロゴロ鳴らしてご満悦。
だあーーーモフモフーーー
うらやましーーい！！！щ(Ｔ∀Ｔщ)
この恍惚とした表情、最高だね！
ところで今日はこれからまた「ポチたま」の取材の人が来るんだよ、
今の内にゆっくり寝て、また撮影がんばろうねえ～
もう３度目になります、取材のかたもほんとご苦労様です！(｡´曲⊂)
昨日は埼玉県富士見市で出張買取でした、約1400冊買い取りました。
エレベーターの無いおうちで階段でせっせと運ばなければならなかったのですが、
お客様（若い男性）がたくさん手伝って下さったそうで
どうもありがとうございました、大変助かりました！
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コメント：
chelsea 2008/12/29 23:28
その後取材は上手くいきましたか？2人は仲良しね～。あ、苦戦している投票、沢山クリックしておきました。
kumanekodou 2008/12/30 22:21
撮影はまた上手くいかなくて・・年をまたぐことになっちゃったわ・・
クリックどうもありがとう！！(ノД｀)・゜・。
あ、ただ、同じパソコン（or携帯）からは、２４時間で１回分しかカウントされないんです（汗）連続でクリックさせちゃったかしら、ごめんね（大汗）
chelsea 2008/12/31 12:19
そうなの～？何でも良く出来ているのね。今日もクリックするわ。
kumanekodou 2008/12/31 13:20
そうなのよ～。じゃないと私みたいなのが、一日中必死で連打クリックしそうだもんね！(笑)
本当にどうもありがとう！
東京都世田谷区でお引っ越しに伴い、古本、古書、食器（香蘭社、切り子）などをお譲り頂きました。
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さて、昨日の続きです。
２件目は世田谷区で出張買取りだったのですが、嬉しいことに、
以前お伺いしたことのあるお客様からのご紹介でした！
（時々コメントも下さるお客様ですよね・・？どうもありがとうございます！(人＞∀＜) ）
１件目も２件目も「しゅてき～(*´ω｀)♪」な買い取りだったわけですが、
２軒のおうちに共通したのはいずれも「持っておられる品物のセンスの良さ！ヽ(゜ω゜)ﾉ 」
だそうです。こういうのは例えばお金持ちならばいいのかというと
必ずしもそうではなく、センスが良くなければ良い品物は揃わないのです、
やはりセンスや目利きが一番大切なのですね。
では商品のご紹介の続きです。今日は古本屋らしく、本からいきましょう(笑)
「戦争論」フェルヂナン・フォッシュ元帥著、伊奈重誠訳/山本書店/昭和10年発行
「戦争論」といえばクラウゼヴィッツを連想するけれど、
これはフェルディナン・フォッシュ元帥という人が書いたものです。
Wikipediaによれば、この人は1851年～1929年のフランスの陸軍軍人だそうです。
「風景の死滅」松田政男/田畑書店/1972年3版発行
表紙を開くと、
「写真提供：中平卓馬」とあります。
（でも写真提供と書いてある割には、本文には１枚の写真もないのだけれど・・）
ちっちゃいものシリーズ！帯留め。
上は珊瑚で出来ています、果物です。
下の松ぼっくりの見事な細かい造形、ため息がでるばかり！
上は翁のお面と扇子ですね。下は薔薇の花、サンゴで出来ています。
小物入れ。
あと香蘭社の食器も色々お譲りいただいたのですが、こちらはお酒用の食器。
同じく香蘭社の時計。素敵ですねえ。濃い藍色って、ノーブルで素敵だわ。
このたびは良いお品物をたくさんお譲りいただきましてどうもありがとうございました！
「昭和40年代以前に建てられたおうちの
引っ越しや解体などに伴う片付けでしたら、
ほぼ確実に喜んでお伺いいたします！ヽ(≧ω≦)ﾉ 」
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コメント：
古家より 2008/12/26 10:10
寒い中お越し頂いて、汚いところで長々とお引き留めし、申し訳ありませんでした・・・・お茶一杯も差し上げなくて反省
お持ち頂いたものを気に入って頂けたようで、喜んでおります
たいへんお褒め頂いておりますが、我が家は資産家でも
趣味人でもなく、祖父の代から給料で暮らす庶民
ただ祖父も父も母も学校に職を得ていた関係から少しは
文化的な物を大事にする気風と、貧しさ故に、ものを捨てない
と言う暮らしを続けてきたのではないかと思っております
結果、処分に困る大量の雑物を抱え込むことになってしまったのですが・・・・
ここのところ実用、非実用と金銭的な価値だけが幅を利かす風潮ではありますが、もう少し別のアングルからものを見ることも大事ですね
面白いとか、気に入るとか
なかなか整理が進みませんが、玄関にぶら下がっていた
例のもの、湊谷さんのためにキープしておきますね
またよろしくお願いします
kumanekodou 2008/12/26 18:17
くまねこ堂・妻のにゃん子と申します、はじめまして。
一昨日は主人が大変お世話になりました、
そしてご丁寧にコメントまでいただきまして感激しております、
どうもありがとうございます！
一昨日は買い取らせていただいた品物を私に見せながら、
あれやこれやと嬉しそうに解説しておりました（＾＾）
文化的な物を大事にする気風というのはとても素敵ですね、
おっしゃるとおり「実用、非実用と金銭的な価値」だけではなく、
末永く大切に使いたくなる物、使えば使うほど味が出てくる物、
そういった物に囲まれて生活できたら素敵だなあと思います（＾＾）
古い物は魅力的です、その物が持つ歴史や歩んできた道のりを想像するだけで、胸が高まります。
それでは、また機会がございましたらぜひよろしくお願いいたします。
このたびは本当にどうもありがとうございました！