くまねこ堂・妻のブログ
娘、初めての職場訪問
カテゴリー/育児・子供
うず高く積まれた本の山々は、
いったい赤子の目にはどのように映るのでありましょうか
彼女にとって、これからしばらくは、
見るもの聞くものすべてが
生まれて初めてのことばかりなんですものね。
毎日が新鮮な驚きと発見に満ちていて
なんと素晴らしいことでしょう!
夏の間は暑すぎて、パンダ子をお散歩に連れ出すのは
だいたい早朝か夕方の二択だったんですけど。
これから涼しくなり良い気候になりますので、
より積極的に一緒にお散歩できますね、楽しみです(^^)
ところで当店で2年間アルバイトを勤めて下さったミナコさんが、
お引越しのため昨日でお辞めになりました。
その明るい人懐こさでくまねこ堂の潤滑油になって下さっていたミナコさん、
2年間誠にどうもありがとうございました!
自然あふれる茅ケ崎の地で、
ご主人様&ワンちゃんと素敵な毎日を送られますよう、
心からお祈りいたしております!
猫といっしょのマンションライフ
カテゴリー/くまねこ堂通信
猫好きのご縁でお世話になっております
キャットシッターのパイオニア・南里秀子さん(猫の森)が、
またもやユニークな催しを行っておられます!
http://www.sumitomo-rd-mansion.jp/su-my_club/event/event_list.cgi
今までに延べ5万匹以上(!)のネコちゃん達と接してきた南里さんが、
猫の習性、猫の医・食・住。集合住宅での
猫との暮らし方や猫トイレの整え方など、
実際にマンションで暮らしている猫さんの写真を使って、
わかりやすく説明して下さるのだそうです。
マンションにお住いの猫飼いさんは、
足を運んでみてはいかがでしょうか
—————————————————————
そしてこちらは、同じく南里秀子さんによる
「猫の学校」のお知らせです
可愛らしい猫ちゃんの写真に、思わず頬が緩んでしまいますね
わ、私じゃないんですよォォォ!!
カテゴリー/育児・子供/くまねこ堂通信
エアコンの修理をするため、家に業者さんがやってきました。
作業中、私がパンダ子(娘)と一緒に隣の部屋で遊んでおりますと、
ぶっ、ぶっ、ぶ~~ぅ
ぶ~~ぅ、ぶぶっ
と、パンダ子がおにゃらをステキに連発 (*/∀\*)ポッ
・・・ワタクシその瞬間、隣の部屋に向かって
「今のはワタシじゃなくて
赤ちゃんですよ~う!!(|||ノ゜◇゜)ノ」
と思わず叫びたくなりましたが、
・・・・まあそれも ヘンだよね
というわけで、業者さんが真実を察してくれていることを願いつつ、
パンダ子とのお遊びを続行したのでありました。
なんという清々しいまでの満面の笑み!!
やはり赤ちゃんの笑顔は最高ですなあ!!
グローバルな人材とは? /白洲正子「縁あって」
カテゴリー/本・古本・古書/くまねこ堂通信
パンダ子(娘)が生まれてからというもの、
色々な子供向け絵本や教材の広告などを見かける機会が増えたのですが、
それにしても英語関連の物が非常に多いなあと・・
「グローバルな人材を!」という英語熱は何も最近始まったことではなく
昔から連綿と続いているような気がするのですが、
白洲正子の「縁あって」という本を読んでいたら
こんなくだりがありました。
———————————————————-
実際、日本の男性が、羽織袴を着た時ほど堂々と見えるものはない。
ことに外国人の中に交った場合、一歩もひけを感じさせぬ。
昔、森賢吾という大蔵省の財務官がいた。
大変な切れ者と聞いていたが、外国人と重要な交渉をする時は、
必ず黒紋付の羽織袴を着て行った。
いつもは洋服であったから、いつもの森さんに会うと思っていた相手はぎょっとする。
ぎょっとさせたら、はや一本取ったも同然で、むつかしい会談もすらすらと運んだ。
彼は英語も達者だったが、話が不利になって来ると、
一種独特の言いまわしとアクセントで、
「世界の国のこの部分では(東洋のこと)、そういう考え方はしない」
と、はっきり彼等とは言葉も風習も違うことを指摘してゆずらなかった。
今、私達に欠けているのは、そういう矜持と演出ではなかろうか。
英語を喋り、外国人を真似ることによって、国際的になれると思っているが、
話は逆なのだ。
二千年の歴史を持つ島国の民が、いかに努力したところで欧米人に似る筈はない。
むしろ心も言葉もどんなに違うか、理解させることが先決問題だと思う。
同じだと思うから、誤解や不信も生ずるので、違うと知れば互いに歩みよる方法もあろう。
明治時代には、外国の模倣も必要だったかも知れないが、
いつまで明治の尻尾をひきずっていることはあるまい。
(抜粋)
「縁あって」白洲正子/PHP研究所
———————————————————-
ちなみにこの文章が書かれたのは1979年ですから
今から35年前のことなのですが、
やはり根本的には変わっていない気がいたします。
余談ですが、白洲正子さんも書いておられる通り、
日本人男性がビシッと袴を着ている姿って、ほんとにかっこいいんですよね!
お能を見るようになって、つくづくそう思いました。
武士っぽい魅力と言いましょうか、日本人男性のお顔と黒髪を
これ以上に引き立たせる服装は、無いように思うのです
クッキーのはずが・・・
カテゴリー/くまねこ堂通信
リビングに置かれていた、クッキーの缶。
鹿児島から遊びに来ていた母が、これを見て、
にゃん母「このクッキーおいしいのよね~、もらってもいい?(^^)」
にゃん子「いいよ~(´∀`)」
そして母が缶を開けると、、、
にゃん母「クッキーじゃないわ・・(´・д・`)ガッカリ」
にゃん子「 ∑( ̄Д ̄;;) 」
いつの間にやら中身は移され、
くまきちの物入れになっていたのでありました。
このように我が家には職場同様、いろんな所にいろんな物が置いてあるので
注意が必要です(笑) (;´∀`) (*/ω\*)ポッ
私には衝撃の事実!
カテゴリー/カメゴン
(私には)衝撃の事実!!
なんとカメゴン(職場で飼っているカメです)は、
カメゴンは、20年くらい前に私の弟がお祭りで買ってきたカメで、
性別がわからぬままずっと飼っていたのですが、
勝手になんとなくオスのイメージでいました。
なので今日、突然卵を産んだという報告をアルバイトさんにいただいて、
初めてのことで本当にビックリ!!
つがいで飼っているわけではなく一匹飼いなので、
当然のことながら無精卵で、卵を孵してあげることはできませんが(TT)
きっと健康状態が良好な印だね、よかったね!
ところで女の子なのに「カメゴン」もなんなので・・(この名前気に入ってたんですが(;^^))
シンプルに、「カメ子さん」にしようと思います(笑)
娘、4か月の使命
カテゴリー/育児・子供
おとといの夜に、なぜか突然
寝返りの 極意 をつかんだらしいパンダ子(娘)
それ以来、寝返りができるのが嬉しくてたまらない様子で、
コロコロコロコロ 転がりまくっております
・・あまりに嬉しいのでしょうか、
ミルク待ちや眠くてぐずっている時ですら、
ワーワー泣きながらも コロコロ 転がっています、
ヘンな光景・・・(;;-_-)
くまきち(夫) 「きっと今のパンダ子ちゃんにとっては、
転がることが 使命 なんだね!(。+・`ω・´) 」
そうかそうか、使命ならばしかたがない、
心ゆくまで転がりまくっておくれ!
高橋泥舟(幕末の三舟)の筆筒(2)
カテゴリー/出張買い取り/骨董品・古いもの/くまねこ堂通信
昨日の記事の続きです。
勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟(でいしゅう)の3人は、
幕末明治に活躍した幕臣で、
「この三人が協力して、戊辰戦争の際に江戸を戦火から救い、
内戦を回避して、外国(英仏)の介入をふせぎ、日本の独立を守った」
という功績を評価され、「幕末の三舟」と並び称されるようになったそうです。
しかし、勝海舟や山岡鉄舟に比べますと、
今回ゆかりの品が入りました高橋泥舟の知名度は、
残念ながら低いと思われます。
その理由の一つとして、泥舟が明治に入ると
「自分は徳川幕府につかえていたのだから、明治天皇には仕えない」
ときっぱり職を辞し、隠遁生活を送ったことが挙げられます。
それについて、竹内好はこう述べているそうです。
———————————————————————————–
高橋泥舟という人は槍の名人で慶喜の守護をやったわけだが、
そんなことはどうでもいいとして、その後に一度も明治政府に士官しないのです。
慶喜の護衛の役が終わったら、すっかり引退してしまった。
そして字がうまいし、絵もうまいので、書画で生活した。
いつ死んだかもわからないような消え方をした。
それが私は好きなんですよ。一種の非転向なんですがね。
過剰な任務を自分に課さないという、そういう生き方が、私は好きなんです。
———————————————————————————–
泥舟は明治以降は、書家の鑑定などをして生計を立て、隠遁生活を送りました。
晩年は髑髏の絵を好んで描いていたそうで、
「人間は最後はみんな髑髏になってしまうと考えれば、
生きているときの栄華とか美貌などにとらわれるのは嫌だ。
そんなものにとらわれる人間というのは愚かなものだ。」
という内容の随筆を残しているそうです。
しかしこういった、教科書や本の中でしか知らない歴史上の人たちが
実際に使った品々が入ってくるなんて、なんて面白いお仕事なのだろうと思います。
品物を手に取ると、活字の中でしか知りえないその人が確かに存在し、
生きていたのだという息吹が感じられるような気がいたします。
参考文献:
「幕末の三舟 海舟・鉄舟・泥舟の生きかた」松本健一著/講談社選書メチエ
高橋泥舟(幕末の三舟)の筆筒(1)
カテゴリー/出張買い取り/骨董品・古いもの
今、「幕末の三舟 海舟・鉄舟・泥舟の生きかた」松本健一著/講談社選書メチエ
という本を読んでおります。
幕末の三舟というと、勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟の3人。
そしてなぜこの本を読んでいるのかというと、
先だって、こちらの商品が入荷したためです。
明治期の古い筆筒(ひっとう)です。
当時はやっていた文人趣味で、中国風に作られています。
写真では見にくいかもしれませんが(スミマセン)、龍の筆筒です、
雲海の中に龍の姿が見え隠れしているのを表しているのだと思われます。
そしてこの古い筆筒は、幕末の三舟のうちの1人である高橋泥舟に
ゆかりのある方からお譲りいただいた物でして、
実際に泥舟が使用していたようなのです!
(続きます)