くまねこ堂・妻のブログ
くまねこ箱根旅行(4)大涌谷の黒タマゴ
カテゴリー/育児・子供/レジャー/くまねこ堂通信彫刻の森美術館を出た後は、2班に別れて行動することにしました。
一方のチームはポーラ美術館へと赴いて美術館の梯子をすることになり、
そして3歳児を連れた私たちのチームは、大涌谷(おおわくだに)へレッツゴー!
ちなみに、本当はパンダ子をロープウェイに乗せてあげたかったのですが、
残念ながらこの日は火山ガスの影響で運航中止で乗れませんでした。
次に来た時はぜひ、ロープウェイや登山ケーブルカーにも乗ってみたいですね。
大涌谷に湧く温泉池で卵をゆでると、温泉池の土壌成分である鉄分が付着。
これに硫化水素が反応して黒色の硫化鉄となり、黒い殻のゆでたまごが
できあがるのだそうです。
http://www.hakonenavi.jp/info/hakone_re/winter/oowakudani/
1個食べれば寿命が7年延びると言われているんですって、
ご利益あるといいね(^^)
黒ソフトクリームなんていうのも売ってまして、早速みんなで食べてみました。
見た目は真っ黒なソフトクリームでちょっとギョッとしますが、
味は普通のバニラでおいしかったです。
大口開けて、あーーん!!
ちなみにこれ、食べると口の中が真っ黒になってお歯黒状態になりますので、
妙齢の女性はご注意下さい(笑)
記念写真をパチリ Σp[【◎】]∀・´)
しかし・・・
こんなときでも、お客様からの買取依頼の電話が入れば
くまきちは即仕事モード!
働くお父さんの鑑です!
富士山も、大変美しく見えて感動しました。
まるで浮世絵の世界でした!
1泊2日だけでしたが、ギュッと充実した内容でした!
慰安旅行はなにぶん初めての試みで、
色々と至らない部分もあったかと思いますが
「3歳児も大人も楽しめる」という命題は、
何とかクリアできたかな・・?と思います
皆様と旅行中に色々とお話しすることができて
私もとても楽しかったですし、
パンダ子も旅行に行ってからというもの、
「またお店のみんなに会いたい!」
「またみんなでお泊りいきたい!」
と言っており、優しいスタッフの皆様にたくさん遊んでいただいて
パンダ子もよほど楽しかったのだろうと思います
またぜひこのような機会を設けられたらと思います、
皆様本当にどうもありがとうございました!
くまねこ箱根旅行(3)ぼくのにゃんた
カテゴリー/本・古本・古書/育児・子供/レジャー/くまねこ堂通信この日、思わぬサプライズがありました。
くまねこスタッフの皆さんが、パンダ子(娘)にプレゼントを下さったのです
それは「箱根 彫刻の森美術館」の売店で見つけたという猫の絵本で、
猫ちゃんの愛らしさを極限まで力を抜いて表現したかのような
この表紙を見た瞬間に、うっ、やられた! Σ>―(;>∀<)♡→ズキューン!!
思わず次々にページをめくりたくなる衝動にかられつつも、
いやいや、これはワタクシへのプレゼントではなく
あくまでパンダ子へのプレゼントである、と自らを制しながら、
パンダ子に読んであげながらゆっくりと読み進めました(;´Д`)ハアハア
物語の主役は「にゃんた」。
ちょっと変わった猫で、気がつくといつもすました顔をして
「なにか」になっています。
たとえば・・
ああ~~~可愛い~~!!(*´Д`*)
こんな感じで「にゃんた」が様々なものに変身して、くすっと笑わせてくれます。
ご覧のとおり可愛らしい猫の絵とともに、言葉遊びの要素もふんだんにあって、
3歳児にもばっちり楽しめる内容でした。
物語も終盤に差し掛かったころ、
「えっ、これって、ひょっとして悲しい結末になるの!?」
とドキドキしてしまいましたが、
どうかご安心下さい、ハッピーな結末になっておりました(ホッ=3)。
猫好きのかたにも小さなお子様にも、ぜひおすすめしたい一冊です。
スタッフの皆様、素敵なご本を本当にどうもありがとうございました、
大切にさせていただきます!
くまねこ箱根旅行(2)箱根彫刻の森美術館
カテゴリー/育児・子供/レジャー/くまねこ堂通信2日目はまず、おなじみ「箱根 彫刻の森美術館」に行ってきました!
ここは山が連なる美しい景色ときれいな空気の中、
広大な敷地の中を散策しながら気軽にアートに触れ合えますので、
小さな子供でも安心して連れてくることができますね。
子供が遊べるプレイスポットも充実!(箱根 彫刻の森美術館 キッズ・ファミリー)
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こちらは「しゃぼん玉のお城」と呼ばれるプレイスカルプチャー
(遊戯彫刻:子供たちが中に入って遊ぶことができる造形作品)です。
かなり楽しそうなので、くまねこスタッフが「私も(僕も)中に入りたい!」
と口々に申しておりましたが、
残念ながら中に入って遊べるのは子供だけ、大人は外から見ているだけ!
次に向かったのは「ネットの森」です。
外観は「ん?どこがネットなの?」と思いますが、
中に入ると、うおおお!巨大なネットのハンモックが!
造形作家・堀内紀子、建築家・手塚貴晴+手塚由比による
コラボレーション作品で、手編みなのだそうですよ、すごい!!!
「星の庭」彫刻家・井上武吉の設計による星型の迷路。
こちらは大人も入れますので、童心に帰って一緒に楽しめます♪
ちなみにくまきちは、パンダ子の行く先々に先回りをして、
「ワアッ!」と出てきてはパンダ子を楽しませていました。
すごいなーー、私は先回りどころか、迷わないようにするだけで
精一杯だったよ(;^^)
「めだまやきのオブジェ」
やっぱり子供はめだまやきが好きなんでしょうねえ、喜んでました。
持参していたアンパンマンたちのぬいぐるみを取り出し、
くまねこスタッフに遊んでもらうパンダ子。
「黄身につけるんだ~~」
と言って、アンパンマンたちを黄身にぎゅうぎゅう押し付けてました(;‐_‐)
食パンマンは美味しくなるかもね・・!?
あと、写真を撮るのを忘れてしまったんですが、
「じぐザグ△(さンカく)ワーるド」もパンダ子に大好評で、
その場で仲良くなったお友達と一緒にたくさん遊んでいました(^^)
彫刻の森美術館のような、大人から子供までのびのびと楽しめる美術館は、
子供を持つ身になって改めて貴重でありがたい存在だなあと感じます。
くまねこ箱根旅行(1)小田原城にお立ち寄り
カテゴリー/育児・子供/レジャー/くまねこ堂通信先日、くまねこ堂で初めての試みが行われました。
慰安旅行です!
スタッフの皆様9人、そしてくまきち+私+パンダ子(娘)の 計12人で、
箱根(神奈川県)に一泊してきました。
幸いお天気にも恵まれ、皆様のおかげで大変楽しい2日間を過ごすことができました!
今回は3歳児目線で、楽しかった場所をご紹介してみたいと思います
箱根に行く途中でまず立ち寄ったのは・・
小田原城!!
天守閣は2015年から2016年にかけて、大規模改修が行われたのだそうです。
それに伴い館内展示もリニューアルされ、ぜひじっくり見て回りたかったのですが、
・・やはり3歳児はそうさせちゃあくれません(;‐_‐)
私:「ほら、鎧だよ~!刀だよ~!(;^∀^)ノ」
などと、展示物を指さして気を引こうとするも、
娘:「ふ~ん、そっか~(一瞬足を止める)。
でもは~や~く~!!屋上に行く!!」
と、私とくまきちの手をぐいぐい引っ張り、屋上へ向かってたったかたったか!!
私:「皆さんはゆっくり見て下さいね~!(;∀;)ハハハ」
と他メンバーにお声をかけつつ、我々はあっという間に屋上(天守閣展望デッキ)へ。
海に、山に、小田原駅に・・
360度美しいパノラマが開けており、素晴らしい景色でした(^^)
そして小田原城の城址公園内には、昔ながらの「こども遊園地」がありまして、
なんと、汽車とバッテリーカーは80円、自動遊器具は30円で乗れるという
破格の安さ!!
他メンバーの皆様が、同じ小田原城敷地内にある報徳二宮神社を見に行っている間、
パンダ子はここで色々な乗物に乗って、楽しく遊ぶことができました♪
そうそう、この日は「小田原おでん本店」さんで
皆でランチをいただいたのですが、これがもう絶品!!
「おでんって、こんなにおいしいものなのね~!(驚)」と、
皆で舌鼓を打ちながら堪能させていただきました。
おいしいダシたっぷりで体に優しいお味は、子供にも安心して食べさせられます。
ちなみにパンダ子はまだおでんを食べたことがなかったので、
これが生まれて初めてのおでん体験となりました、幸せ者よのう・・。
でも、ここのおでんがスタンダードだと思われると
困ってしまいますが
そして箱根に到着し、夕食まで時間が空いたので、
パンダ子はくまきちに「箱根小涌園ユネッサン」に連れて行ってもらいました。
それはそれは大はしゃぎで楽しんできたようですので、
子連れファミリーにぜひおすすめですね(^^)
明日に続きます。次回は3歳児 in 箱根彫刻の森です、どうぞお楽しみに!
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「古本屋ツアー・イン・ジャパン」にご紹介いただきました!
カテゴリー/本・古本・古書/くまねこ堂通信先日、大変嬉しいことがありました。
先月の10/29に、古本好きなら知らぬ者はいない
「古本屋ツアー・イン・ジャパン」の著者・小山力也さんと、
ミステリ評論家・翻訳家でいらっしゃる森英俊さんが
わざわざくまねこ堂まで足を運んで下さいました。
そして「古本屋ツアー・イン・ジャパン」の中で、
くまねこ堂のことを紹介して下さったのです!
「古本屋ツアー・イン・ジャパン 10/29東京・南砂町 くまねこ堂」
私はその場におりませんでしたので、
両氏のお姿を想像いたしつつ、
プロのかたの目を通していきいきと映し出されるくまねこ堂の姿を
大変嬉しく、そして楽しく拝見いたしました!
小山様、このたびはわざわざ足をお運びいただきまして、
そして素敵な記事にしていただきまして誠にどうもありがとうございました!
この日は後に買取りが控えていたので十分にお話しができず、
「またいつでも遊びにいらして下さい(^ω^)」と主人が申しております、
ぜひ今後ともどうぞよろしくお願いいたします
森様、大変ご無沙汰いたしております。
先ほど主人と一緒に御著書の「ミステリ美術館」を開き、
昔頂戴したサインの日付を見ましたら2007年となっていて、
以前主人と一緒にお目にかかったのはもう10年も前になるのかと
驚いてしまいました。
今も変わらずお元気に、翻訳のお仕事や古書のコレクションをされていると
主人から伺っております(^^)
このたびは誠にどうもありがとうございました、
もしまたお気が向きましたらいつでもお越し下さいませ!
シュガーくん(猫)は18歳になりました
カテゴリー/当店の癒しの看板猫/くまねこ堂通信猫のシュガーくんも元気です!
おかげさまで先々月の9月に、めでたく18歳の誕生日を
迎えることができました
猫の18歳といえば、人間に換算するとだいたい88歳くらいのようですから、
さすがにおじいにゃんらしくなってきました。
けれども食欲も変わらず旺盛ですし、
階段も元気に上り下りして至って元気そうです
このくらいの年齢になりますと、もうただただ
「ご飯を食べて、トイレして寝るだけ。そばにいてくれるだけでいい。」
そんな心境になります。
この言葉は、こちらの本の帯に書かれていたものです。
去年、もう一匹の愛猫だったもえにゃん(シュガーの姉猫)を亡くした後に
見つけて、購入しました。
18歳以上の猫103匹について、そのご家族にアンケート調査を行って、
猫との出会いから暮らしぶり、ケアの方法など
幅広い設問に対する回答がまとめられています。
猫と暮らすうえで実際に参考になるとともに、
猫達に対する愛情がギュッとつまった素敵な本です。
もえにゃんが亡くなって一年が経ちました。
シュガーくんと仲良し姉弟でいつも一緒でしたから、
今でも毎日シュガーくんをなでるたびに、もえにゃんのことを思い出します。
シュガーくん、元気でいてくれて本当にどうもありがとう。
大好きだよ、これからもまだまだ元気で幸せに暮らそうね!
もえにゃんも、今も変わらず大好きだよ、天国で見守っていてね!
ところで、シュガーくんの横にいるこの子は・・
ガチャガチャで見かけて思わず買いました(笑)
白い猫ちゃん(スコティッシュフォールド)が、猫型のチョコレートを抱いて、
スコ座りをしています!
いや~~可愛い可愛い
パンダ子通信:3歳の七五三を迎えることができました
カテゴリー/育児・子供/くまねこ堂通信大変ご無沙汰いたしております。
ブログの更新はだいぶ滞ってしまいましたが
おかげさまで皆元気にいたしております。
娘のパンダ子は先日、無事に3歳の七五三を迎えることができました。
感無量です
写真撮影を通しても、急にグッと成長が感じられて感慨深いものがありました。
ほんの半年ほど前の3歳のお誕生日写真までは、
撮影の際にいつもパンダ子が泣いてしまって苦労していたのですが
今回の撮影では本人の様子がガラリと変わってびっくりしました
「キレイなお着物が着られる!」と撮影日前も楽しみにしていましたし、
当日は衣装やアクセサリーを選ぶのも本人がすべて楽しそうに即決、
着付け中もうっとりと(笑)鏡を眺め、
撮影中も実に嬉しそうにニコニコ笑って楽しんでおりました
きっと幼稚園に入ったことで、グッと成長したんだろうなあ・・・(しみじみ)
成長は無論喜ばしいことですが、何だか早くも寂しさを感じる
ワタクシでありました、、、
(周りには「早すぎ!」と笑われますけどね、ええ(笑))
いずれにせよ、ここまで無事に成長してくれたことに
心から感謝するとともに、
このパンダ子の屈託のない笑顔がこれからも絶えることのないよう、
私たちも何としてでもがんばっていかねばと思います。
撮影:スタジオアリス
本日のお客様宅のお猫様!
カテゴリー/出張買い取り/お客様宅のお猫様!/くまねこ堂通信本日の、出張買い取り先のお猫様です!!
(※写真はお客様の許可を得て掲載させていただいております)
こんな猫ちゃんにお出迎えされちゃったら、
身もだえして喜んでしまいますね(;´∀`)ハアハア
大きなお目めと、鼻の横のふぐふぐな感じが、
好奇心いっぱいな感じでカワイイですーーー!!
マンチカンのジョコくんとおっしゃるそうです。
「もう、めちゃめちゃ人懐っこくって~~(*´ω`*)うふうふ」
くまきち(夫)がカメラを向けるとぐいぐい近づいてくるので、
後ずさりしながら撮ったそうです(笑)
くまきちの膝を、くんくん。
「いや~、まいったなもぉ~~(*´ω`*)」
ジョコくん、素敵なお写真を撮らせてくれて、どうもありがとう!!
写真を見ているだけで、私も癒されました(*´∀`*)
本日は誠にどうもありがとうございました、
また機会がございましたらぜひどうぞよろしくお願いいたします!
この蒔絵アルバムの製作者は・・?
カテゴリー/古い紙物類/骨董品・古いもの昨日の続きです。
さて、今回の蒔絵アルバムには、特に商標や印などが入っていないのですが、
写真50枚中47枚に「アルファベット+番号+表題」が記載されていました。
そして「増補 彩色アルバム 明治の日本《横浜写真》の世界」という本を
読んでいたら、次のような記述を見つけました。
————————————————————————
写真家によってネガの整理番号に特徴がある。
スティルフリード:算用数字
白井秀三郎:算用数字+漢数字
ファサリ商会:アルファベット+算用数字+表題
日下部金兵衛:算用数字+表題
————————————————————————
おおっ!?
ということは、
この蒔絵アルバムはファサリ商会の物ってことじゃない!?
・・・と胸を躍らせたのも束の間、しばらく読み進んでいくと
こんな記述がありました。
————————————————————————
1.複数の写真家が同じようなネガの整理番号を用いることがありうる。
2.他人の作品を複写してアルバムに仕立てた海賊版がかなり存在する。
これらには商標も印もなく、案外豪華な蒔絵の表紙が付けられていたりする。
一流の写真家であっても、他人の作品を複写することが全くなかったとは
断言できない。
————————————————————————
というわけで結局、製作者(写真家)はよくわからないんですよね、
残念です(苦笑)
でも、明治時代からの長い時を経て、
自分の元へとやってきてくれたこの蒔絵アルバム。
時折取り出してはルーペ片手に隅々まで眺めて、
楽しませていただきたいと思います。
このたびは当店にお譲りいただきまして
誠にどうもありがとうございました、心から御礼申し上げます。
末永く大切にさせていただきます!
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このたびの蒔絵アルバムに関する記事で、参考にさせていただいた文献です:
「幕末漂流」著:松本逸也/人間と歴史社
「保存版 古写真で見る 幕末・明治の美人図鑑」編著:小沢健志/世界文化社
「増補 彩色アルバム 明治の日本《横浜写真》の世界」
横浜開港資料館編/有隣堂
「フェリックス・ベアト写真集 幕末日本の風景と人びと」
横浜開港資料館編/明石書店
「古写真研究 OLD PHOTOGRAPHY STUDY 第1号
1994年4月 長崎大学古写真研究会」
明治写真/蒔絵アルバムより(5)
カテゴリー/古い紙物類/骨董品・古いもの/くまねこ堂通信昨日の続きです。写真番号41~50番(ラスト)。
43.KAKUBEI JISHI(BEGGER)/ 角兵衛獅子(物乞い)
44.JAPANESE GETA SHOP / 日本の下駄屋
45.GATHERING OF TEA LEAVES / 茶摘み
48.BEGGER(GOZENOBO)/ 物乞い(瞽女(ごぜ))
さて、すぐ上の写真の、このアルバムの最後を飾る女性について、
少し取り上げてみたいと思います。
このかたは、明治写真好きなら恐らくおなじみの女性ではないでしょうか
とてもよく見る女性です。
少なくとも明治30年頃までは、日本人は笑って写真を写さなかったようなのですが、
この女性は例外的にいつも明るくステキな笑顔で写っており、
非常に印象に残ります。
「保存版 古写真で見る幕末・明治の美人図鑑」によれば、
この女性は横浜写真だけではなく、明治30年代後半の絵葉書写真にも
盛んに登場するそうです。
「私が集めただけでも20種類以上あるから、
おそらく100種類くらいは発行されているのだろう。
様々な服装で笑顔をふりまいている。外国人に好まれる顔立ちで、
明治30~40年代の土産写真の業界では看板娘だったらしい。
実際に横浜元町の美術写真館では、看板になっていたのである。
(文:石黒敬章)」
なお、石黒敬章さんはこの女性のことを「笑子ちゃん」と命名しており、
私の中ではこのピッタリなお名前がすっかり定着しているのですが(笑)
今、念のためネットで調べていたら、
「最近名前がわかりまして、時松っていうのが実際の名前だった、
本当の名前というか源氏名だったんですが」
という石黒さんの記載がこちらにありまして、へえ~と思いました。
これで、今回お譲りいただいた「蒔絵アルバム」の50枚の写真を
すべてアップさせていただきました、
少しでも楽しんでいただけたようでしたら幸いでございます(^^)
そして明日は、このアルバムが誰による製作の物なのかを考察し、
最終回とさせていただきたいと思います。
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本日の記事の参考文献:
「保存版 古写真で見る 幕末・明治の美人図鑑」編著:小沢健志/世界文化社