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くまねこ堂・妻のブログ

小笠原旅行記(5)シュガーくんvsオオコウモリ /茨城県取手市で、洋画DVD、DVD-BOXなどお譲り頂きました。

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前回の記事の追記:
こちらのページに、現在のマイケルの写真が載っていました!
ぶななななーーんな感じで、思わず笑ってしまいました(笑)
良かったねえ、マイケル!

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さて、小笠原滞在もいよいよ最終日。
おがさわら丸の出航が14:00だったので、午前中だけの海の半日ツアーに参加しました。
ちなみに小笠原に行く人は、ほとんどがダイビングやシュノーケリングなど
海で泳ぐことが目的の人が大半だと思うのですけれども、

・・・私たちは夫婦そろってカナヅチでして (;´Д`) (;´ω`)

そのためこの日の海のツアーも、船の上から景色を眺めるだけのものです(笑)
この日も、くまきちと2人だけの貸切状態だったので(結局3日連続で貸切でした♪)、
美しい景色を見ながら波に揺られてゆ~らゆ~ら、のんびりと小さな船旅を楽しみました。
気持ちよかったです!

 

 

 

トーチカも見えました。
この穴から、島に近づく敵船を攻撃していたんですね。

 

 

 

ハートロック(千尋岩)。
赤い岩肌のところがハートに見えることから、こう呼ばれています。

 

 

 

南島の海中公園。
ガイドさんが餌をまくと、魚が寄ってくる寄ってくる!

 

 

 

ところで、小笠原にいると自衛隊の飛行機がけっこう飛んでいました。
硫黄島に自衛隊の基地があるそうですね。

ちなみにガイドさんによれば、自衛隊の戦闘機だと、神奈川から小笠原まで
たった45分で着いちゃうんですって!!:cat_5::ase1:
戦闘機ですから民間の旅客機よりだいぶ早いんでしょうけど、
それにしても45分とは・・・25時間半の船旅とはエライ違いです(汗)

 

今回の旅でも色々な方々とお話ができ、たくさん勉強をさせていただきました、
本当にどうもありがとうございました!
大村で大きくてキレイな虹も見れちゃったよ!:b_body_jump:

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おまけ。
おみやげに買った「オガサワラオオコウモリ(特別天然記念物)」のぬいぐるみを、
家の電気の紐につけてぶら下げました。ラブリー!(´∀`)

・・・ところがこのオオコウモリくんが、シュガーくんは気になって仕方がない様子。
床からコウモリくんを見上げ、「ア~~~オ、ア~~~オ!」と
不安そうに鳴きながらウロウロしています。

なので、心ゆくまで対決してもらうことにしました(;´∀`)

 

 

 

無事成敗(?)した後は満足した様子で、
その後はコウモリを気にしなくなりました、めでたしめでたし:mrgreen:

小笠原旅行記(4)猫のマイケル /東京都渋谷区代々木で、出張買取りでした。

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昨日の続きです。
私たちが大の猫好きだと知ったガイドさんが、ツアーの最後に渡して下さった
この可愛らしい絵本仕立てのパンフレット。

島ネコマイケルの大引っ越し

内容をかいつまんでご紹介します。ほぼ実話だそうです。
(原本はこちらから読むことが出来ます。)

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このネコは、母ネコや兄弟ネコたちと一緒に、もとは人間の庭先で暮らしていました。

 

 

ところがある日目覚めると、ネコはひとりぼっちで小笠原の森の中に捨てられていました。

 

 

ネコは空腹でした。食べ物を探して歩き続けました。
眠っているカツオドリを見て、お腹が空いていたネコは、
ひとっとびにその鳥に食いつきました。

 

(実際のマイケルの写真)

 

それからは毎日毎日、お腹が空くと鳥を捕らえ、食べていたネコ。
やがて南崎のトリというトリを食べつくしてしまったネコは、またお腹が空いてきました。

そこへいい匂いが漂ってきたので、ネコはその匂いの元をたどってみました。
そこには見たことのない箱の中においしそうなものが入っていました。

 

ぱしり!
大きな音がして入口の戸が閉まり、檻の中に閉じ込められました。
ネコはわけがわからず、やたらめったら転がり、もがき、引っ掻き、蹴りました。
鼻からも爪からも血が流れましたが痛いとも思わず、恐ろしさにつつまれていました。

 

朝が来て人間がやってきて、ネコを檻ごと背負い、港へ運びました。
そして船に乗り、東京の町に連れてこられました。

 

 
「マイケル、マイケル」女の人の声が聞こえます。
「マイケル、起きたの」「マイケル、ごはんよ」
どうやら「マイケル」というのがネコの名前のようです。

ここは東京の動物病院。
動物病院のスタッフさんにより、マイケルは根気よく人に慣らされ、
飼い猫として生活できるようになりました。
(その後マイケルは東京の動物病院でスタッフとして飼われ、ふっくらと幸せ太りをして、
幸せな生活を送っているということです。)

追記:こちらのページに、現在のマイケルの写真が載っていました!
ぶななななーーんな感じで、思わず笑ってしまいました(笑)
良かったねえ、マイケル!

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昨日の記事でも少し触れましたが、
小笠原の動植物は実は絶滅危惧種のオンパレードで、
様々な「外来種」によって、本来この島で生息していた固有種が食い荒らされてしまい、
深刻な危機に陥っているのが現状です。
外来種は例えばグリーンアノール(トカゲ)、オオヒキガエル、クマネズミ、ヤギ、
そしてネコなどが挙げられます。いずれも、人がペットとして持ち込んだり、
食用として持ち込んだりしたものが野生化したものです。

固有種を守るためには、外来種は駆除しなくてはなりません。
けれども本来、外来種の彼らにだって罪はありません、みんな一生懸命生きているだけです、
悪いのは、彼らを持ち込んでしまった人間ですよね。

そんな中、捕獲した猫たちを殺すのではなく、
鳥にも猫にも優しい方法を何とか考えよう、ということで、
世界でも珍しいこの捕獲プロジェクトが始まったのだそうです。
捕まえられたネコたちは、東京都獣医師会に所属する獣医さんが無償で引き取り、
治療や人に慣れる訓練をしたあと、都内でペットとして幸せに暮らしているそうです。
(参考:小笠原自然文化研究所「ねこ待合所」プロフィール

「元はといえば人間のせいでこうなってしまったのですから、
 人間の力でできることがきっとあるはずです。」
このパンフレットを下さった、ソルマルのガイドさんが何度も繰り返していた
この言葉が印象的でした。

小笠原旅行記、明日がいよいよ最終回です!

小笠原旅行記(3) /東京都府中市で、戦前の古書、美術書、ムック本、実用書、医学書、専門書、カメラ、ネックレス、ネクタイピン、万年筆などお譲り頂きました。

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小笠原島・3日目は、「自然体験ガイド ソルマル」さんの、山&森歩き一日ツアーに参加しました。
昨日に引き続きまた運の良いことに、ここでも私とくまきち2人だけの貸し切り状態!:wa-i:

ガイドさん「今日はお2人だけですから、もし何かリクエストがあればどんどん言って下さい、
       できるかぎりお答えいたしますよ(^^)
       行きたい所とか、ご興味のあるものとか、何かキーワードはありますか?」

 くまきち 「はい!わたし、昆虫や爬虫類が好きでして、

      小笠原固有のトカゲや、ムカデサソリ

   ぜひとも見てみたいのですが・・(*´ω`*)ポッ」

ガイドさん「それはまた大変珍しい

       リクエストですね!∑(゚∀゚;)」

 

くまきちのそんな無茶ぶりから、一日ツアーがスタートです!(笑)

ちなみにくまきちはヘビもとても見たがっていたのですが、
小笠原にはヘビはいないそうなんですね、なのですごく残念がってました。。。
そしてムカデとサソリも、昔はいたようなんだけれど近頃はとんと見かけないということで、

ガイドさん「それでは、オガサワラトカゲがいそうな山に行ってみましょう。」
 くまきち「おお、ありがとうございます、がんばって探してみます!(。+・`ω・´)」

で、

さっそくゲット。∑( ̄ロ ̄;) 早ェェ!

 

オガサワラトカゲ。小笠原の固有種です。

その他、今回くまきちが小笠原で掴まえた皆さんをご紹介しましょう!
(※掴まえた後は、みんなすぐに逃がしてあげています)

グリーンアノール。
本来は鮮やかな緑のトカゲですが、保護色により、
ジーパンの上に乗せたらあっという間に茶色っぽい色に変化しました。
上と下と、同じトカゲとは思えないですよね、すごいなあ!

このグリーンアノールは、日本のトカゲではなくアメリカから来た外来種で、
小笠原の貴重な固有種(昆虫など)を食べてしまう害が非常に深刻なため、
駆除をされています。
しかし繁殖力が強く頭も良いため爆発的に増えてしまい、
父島だけで現在400万匹もいると推定され、事実上お手上げ状態のようです・・
最初の写真の固有種「オガサワラトカゲ」も、グリーンアノールに押され数が激減し、
準絶滅危惧に指定されているようです。

 

オガサワラヤモリ。
まだ小さな子どもですよ、可愛い~~!!(´∀`)

 

 

エビ。

 

カニ(抱卵中でした:ase1:)。

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ツアー中、お昼休憩で、おいしいお弁当をご馳走になりました、どうもありがとうございました。
そしてデザートには私の大好きなドラゴンフルーツが!
でも私、今まで中身が白いドラゴンフルーツしか食べたことがなかったので、
今回いただいたのは鮮やかなピンクでビックリしました、南国チックね!

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中央山に登り、素晴らしい景色も堪能しました。
この写真の、くまきちが立っているあたりが、最近パワースポットとして有名なんですって。
見渡す限り視界を遮るものも何もなく、空と雲と海と島の色が鮮やかなコントラストになっていて、
確かにとても気持ちの良い景色でした。

 

「東平アカガシラカラスバトサンクチュアリ」の中も歩きました。
長くてわかりづらい名前ですが(;^^) 
ここは、絶滅危惧種の鳩「アカガシラカラスバト」を保護する生態系保全区です。
南国のジャングルといった感じ、まるで日本じゃないみたいですよね!

 

ちなみにその絶滅危惧種の「アカガシラカラスバト」、
実は私たち、初日に町で偶然見かけていたんです(;;^^)
(意外と町の中でヒョイッと見かけたりするそうです)
おとなしく座ってくつろいでいました、そんなに貴重だと知っていたら
絶対写真を撮ったのになあ!:body_deject:

 

ムニンツツジ。
ムニンとは「無人」のことで、小笠原島が無人島だったのでそう呼ばれたのだそうです。
そのため、小笠原の固有種名には頭に「ムニン」が付くものが多いそうです。

このムニンツツジも絶滅危惧種で、
野生の自主株は今ではたった1株しか無いそうです:ga-n:
(上の写真は、亜熱帯農業センターで人工的に育てられたものを撮ったものです)

そう、この日ガイドさんのお話を聞いてとても驚いたのですが、
小笠原の動植物は、実は絶滅危惧種のオンパレードなのです。
本来ここは、隔絶された島で独自に進化した小笠原固有の生物たちの楽園だったのに、
様々な「外来種」によって自然環境が次々に破壊され、深刻な危機に陥っているのです。

車の中でおしゃべりをしていて、私たちが大の猫好きだと知ったガイドさんが、
ツアーの最後にこんなパンフレットを下さいました。
(嬉しかったです、どうもありがとうございました!)

絵本仕立ての可愛らしいパンフレットですが、その内容は、実は
外来種と絶滅危惧種(固有種)の問題に深く関わるものです。

島ネコマイケル?
大引越し?

明日はこのパンフレットを使いながら、現在小笠原島が抱えている深刻な問題について
触れてみたいと思います。

小笠原旅行記(2) /東京都練馬区と埼玉県草加市で、出張買取りでした。

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さて、2日目はまずお仕事から始まりました。
やって参りましたのは、小笠原村の地域福祉センターです。

この福祉センターの中にあります、父島図書館に用事があって参りました。
当店が行っております「本で募金プロジェクト」のほうに本を送っていただいたことがきっかけで
こちらの職員のかたとお知り合いになり、今回は今後の打ち合わせするために
ご訪問させていただきました。

ちなみに小笠原島には、本屋さんというものがありません。
なので島の方たちにとっては、この図書室は本を手に取ることができる貴重な場所なのです。

 

打ち合わせが終わった後は、職員の方たちとティータイム。
島バナナをごちそうになっちゃいました、どうもありがとうございます!:wa-i:

そしておしゃべりをしながら、地元のかたならではの
貴重な小笠原情報をたくさん教えていただきました:hoshi1:

「オーベルジュサトウ」というレストラン、
とっても美味しかったです、2回も食べに行っちゃいました!
それから教えていただいた場所で、サメ・エイ・マンタなどもばっちり見られました!
とても楽しくて、滞在中は何度も見に行っちゃいました、どうもありがとうございました!:b_body_jump:

教えていただいた、魚が集まってくるスポット。
とにかく水がキレイ!

 

ヤガラです。にょろにょろと細長く、ユーモラスでした(^^)

 

見えづらくてすみません、写真中央にエイがいるの、わかります?
けっこう大きくて迫力ありましたよ!

 

一番のお目当てだったサメ!
ホワイトチップというサメだそうです、
こんな間近で見られるなんて興奮してしまいました!

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お仕事を終え、お昼ご飯を食べた後は、
戦跡ガイド 板長」さんの戦跡ツアーに行ってきました。

第二次世界大戦中、小笠原はアメリカ軍との戦争の舞台となり、
島には当時の日本軍が築いた数多くの防空壕や大砲などが残っています。
その戦争の跡をめぐりながら解説してもらうというツアーなのですが、
私達がガイドをお願いした”板長さん”は小笠原のベテラン名物ガイドさんで、
自らも戦争体験を持っておられ、
父島で唯一、旧陸海軍戦友会の方々の推薦をもらっている戦跡ガイドの専門家のかただそうです。

この日は午前中はたくさんお客さんがいたそうなのですが、
午後はたまたま私達しかお客がおらず、贅沢にも貸し切り状態だったので、
板長さんのお話をじっくり伺うことができました。

板長さんの後に続いて、鬱蒼と茂ったジャングルにも似た山の中を歩いて行くのですが、
あちこちにたくさん戦争の跡が残っていて驚かされました。

防空壕です。ペンライトで足元を照らしながら、中に入っていきます。

 

防空壕の内部。この中に飲料水をためていたそうです。

 

夜明山陣地・十年式十二糎(センチメートル)高角砲

 

陸軍の兵隊さんたちが使っていた食器。

 

ふと目を外に向けると、こんなに美しい景色が目に飛び込んできます。
戦争中の兵隊さん達も、同じ景色を見ながら戦っていたのでしょうね・・・

 

濱江丸(ひんこうまる)。
戦時中に魚雷で攻撃され、座礁した貨物船です。

「昭和19年、船団でサイパン近海を航行中に被弾し、約一週間太平洋上を彷徨した後、
かろうじて小笠原・父島まで到着した。しかし、湾に入ってからも敵機の魚雷攻撃を受け、
ついに境浦で座礁した。」
(「小笠原戦跡一覧」より)

今は上の写真のように辛うじてその姿が見えるだけですが、
1982年に撮影された下の写真では、まだはっきりと船の形が残っていました。
近い将来朽ち果てて、その姿を完全に消してしまうのかと思うと、
なんだか切ないです。


(「小笠原戦跡一覧」より)

 

 

夜明山陣地・八八式七糎(センチメートル)半野戦高射砲。

 

森の中に突然大きな建物が現れました。
海軍の発電所です。

 

海軍発電所の内部。もう廃墟と化しており、不気味です。
建物は非常に強固に建てられており、
もし今壊そうとしたら、少なくとも1億円以上の費用がかかってしまうそうです。

 

壁には、攻撃された跡が生々しく残っていました。

 

小笠原というとどうしても、特に若い人達にとっては
美しい海や自然が目的で訪れる場所だと思うのですけれども、
戦跡ツアーは老若男女を問わずぜひ訪れていただきたいツアーだと思いました。
あのような、鬱蒼と茂ったジャングルのような山の中でただ生活するだけでも
非常に過酷だっただろうと思うのに、
山の上まで重い材料を持っていって重機を組み立て、そして敵と戦っていた兵隊さん達。
その大変さと痛ましさをそのまま肌で感じることができます。
兵隊さん達の存在と戦争の悲劇は決して風化させることなく、
後世に語り継いでいかなければならないと思います。

小笠原旅行記(1) /東京都文京区湯島と埼玉県さいたま市桜区で、DVD、DVD-BOX、ビジネス書、実用書などお譲り頂きました。

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さてさて。
しばらく前に、仕事を通じて小笠原島のかたとお知り合いになりまして
(そのあたりは後々また詳しく書きますが)、
去年世界遺産に登録されて以来「行ってみたいねえ~(´∀`)」と言っていた小笠原島に、
思い立ったが吉日、これも何かのご縁なのだろうと、思い切って行ってみることにしました!

・・え、たかだか日本国内の島に行くだけでしょ?「思い切って」だなんて大げさな・・┐(´ー`)┌
と思わるかもしれませんが、ところがどっこい、
小笠原島の特殊な交通事情について説明しておかなくてはなりません。

1.東京の竹芝桟橋から小笠原島まで、船で片道25時間半かかります!:kaomoji2:
 はっきり言って海外へ行くよりも大変です、小笠原も同じ東京都なのにね!

2.船は通常、6日に1便しかありません!:ga-n:
 つまりいったん出発すると、6日間は帰ってこれないわけです・・

3.台風が来ると、スケジュールが思いっきり狂う可能性アリ!:kaomoji3:
 運が悪いと、もう1週間帰ってこられなかったり、
 着いたその日の数時間後に(!)もう帰らなければならないこともあるのだとか!

そんなわけで、仕事を持つ身としては小笠原行はちょっとした決心が必要なのです、
台風でもう一週間帰れなくなったりしたらシャレになりませんものね(苦笑)
というわけで台風だけは来ませんように!!と祈りつつ、
いよいよ「おがさわら丸」に乗って出発です!

一週間くらい前に台風が来たので、
きっと船が揺れるんじゃないかと(台風の後は波が荒れるらしい)言われていたのですが、
予想に反して海はベタ凪ぎ、行きも帰りもほとんど揺れることなく実にラッキーでした。
おかげさまで船にも全然酔いませんでしたよ、私は船酔い薬も飲みませんでした(^^)

ところで行きの船の中で最もサプライズだったのが、
小笠原島に着く2時間前くらいにたまたま海を見ていたら、
船のすぐそばで「マッコウクジラ」(小さ目だったので、メスか子供だったと思われます)の
潮吹きが見られたこと!しかも2回も!
ザトウクジラではなく、マッコウクジラがおがさわら丸から見られるのは、
非常に珍しいことなんですって。
あとで地元に人たちにお話ししたら「ええっ、信じられない!」「それは本当にツイてますよ!」
「私だっておがさわら丸から見たことないですよ!」などなど、
皆さんに一様にビックリされました、わあ~~本当に貴重なものが見られたんだなあ:cat_5::hoshi1:

さて、25時間半の長い船旅の末、ようやく世界自然遺産・小笠原島に到着です。
見て下さい、この美しいオーシャンブルー!

この景色を見たとたん、丸一日の船旅の疲れも一気に消し飛んでしまいました。

港に着くと、スティールパン(中南米の打楽器)の陽気な生演奏とともに、
島の皆さんのお出迎えセレモニー。

一気に南国ムード、東京とは別世界です。

予約していた宿に着くと、看板犬がお出迎え(*´エ`*)
人なつっこくて、滞在中は何度も遊んでいただきました、ありがとうね~:heart:

 

宿で一休みした後は、小笠原水産センターに行って間近でウミガメを見てきました!

人慣れしているのか、こちらがすぐ側まで近寄っても動じることなく悠々と泳いでいました。
いやあ~~、カメはほんとに可愛いねえ!(*´∀`)

またここでは、「アカバの歯磨き」にもチャレンジすることができます!

専用の棒(先端に歯ブラシが付いている)で水槽の壁をコンコンと叩くと、
アカバたちが自分から寄ってきます。
さっそく歯磨きにチャレンジしましたが、私たちの手際が悪かったようで
歯磨きはさせてもらえなかったのですが、
ヒレ(?)のあたりを歯ブラシで優しくなでると
うっとりとした感じでジーッとしていてくれました、楽しかったです!(*´∀`):heart:

 

その後は、レンタカーで島を一周。

海岸にはたくさんのヤドカリがいました。
動きもスローモーで、くまきちが難なくゲット(※掴まえてもすぐに逃がしてあげます)。
・・・しかし後から聞いたのですが、このヤドカリ氏は「オカヤドカリ」という天然記念物で、
触っちゃいけないことになっているんですって、キャーーゴメンヨーー!!:ga-n:
というわけで皆様、このヤドカリを見つけても触らないで下さいね(;;´エ`):ase1:

ちなみに、ヤドカリなんだからてっきり海に棲む生き物なのかと思いきや、
この「オカヤドカリ」は名前が示す通り、ほぼ陸上で生活するんだそうです。
小笠原では、高い山の頂上付近で目撃されることもあるんだそうですよ、すごいですね!
なので、山道にこんな標識もあるんですよ。
マンガチックで可愛いね。

 

そしてこの日の夜は、小笠原名物のナイトツアーに参加して、
オオコウモリやグリーンペペ(光るキノコ)、海岸に棲む夜光虫、
星空などを見ることができました。

1日目、無事終了です。


(顔に疲れが出ているね 笑)

東京に戻りました

カテゴリー/くまねこ堂通信

ちょっと遅めの夏休みをいただいておりましたが、
先ほど無事に小笠原島から帰ってきました~!:hiyoko:

ちなみに休暇も兼ねてますが、一応お仕事だったんですよ:body_stretch:

小笠原島・東京間は、片道25時間半(!)の船旅なので、
何だかまだ体が揺れています(笑) 

今回も色々な場所へ行き、色々なかたとお話ができ、大変中身の濃い旅となりました。
ブログに載せたいことがたくさんありすぎて、載せたい写真もありすぎて、
どうしよう~~:kaomoji2::ase1: という感じです。

とりあえず、今日は疲れを取るため早く寝ます。
明日からまたブログ更新、がんばります!:zzz:

夏休みのお知らせ

カテゴリー/くまねこ堂通信

<夏休みのお知らせ>

2012/9/1~9/6に、
ちょっと遅い夏休みをいただきます。


その間、ネットの出荷作業は行いますが、
出張買取りはお休みさせていただきます。
誠に恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします
 

シュガーくんのキバ /東京都港区と杉並区で、出張買取りでした。

カテゴリー/港区遺品整理本・古本・古書骨董品・古いものレトロなおもちゃブルーレイ・DVD・CD・ゲーム杉並区当店の癒しの看板猫


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3ヶ月ほど前に、シュガーくんが歯肉炎の悪化のためキバを抜歯したのですが、
その際にくまきちに「記念にキバをもらってきて!(^ω^)」と言われたので、
獣医さんにお願いしてもらってきました。

その時のキバを、久しぶりに取り出してみました。

「渡辺シュガーちゃん」と名前を書かれているのが微笑ましいデス(*´エ`*)

本猫(ほんにゃん)に匂いをかがせてみたら、どんな反応をするかな?
懐かしい匂いがするかな?(´∀`)

 

 

 

すごい勢いでかぎはじめ、
カメラに近づきすぎてピントが合わなくなってしまいました∑( ̄ロ ̄|||)
シュガーくん、マタタビをかがせたときみたいに夢中になって
フンフンフンフンしておりました:ase1:

小ちゃいけど、固くて立派なキバだねえ、
これはずっと大切に取っておこうね(^^)

・・ちなみにもえ嬢にもかがせてみましたが、全然興味を示しませんでした。。。(´・∀・`)

ご当地しょぼーんが可愛い! /静岡県富士市で、本、やきもの、陶器、骨董品、貴金属、アクセサリーなどお譲り頂きました。

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昨日はちょっと遠方からの買い取りでして、ドライブがてらワタクシも同行してきました(*´エ`*)
依頼先の場所は、

 

 

富士山のすぐ近く、静岡県富士市というところでした。

道中、そして現地でも富士山がさぞやキレイに見えるのだろうと
ワクワクしていたのですが、
・・・・お天気が良くなくて全然見えませんでした・・・・:body_deject:
ここまで全く見えないとは予想外だったわ、チッ(・д・)

今回は遺品の買い取りで、おうちも解体されるということで、
一軒家のすみずみ、押入れの中や引き出しの中まで家探しをして
本、やきもの、陶器、骨董品、貴金属、アクセサリーなど、
買い取りができる物は片っ端からピックアップ。
作業には4時間半ほどかかりましたが、幅広い商品をお譲り頂き、
わざわざ静岡県までお出かけした甲斐がありました。

ちなみに今回のお客様に呼んでいただくのはこれで3回目でした、
1,2回目は東京のお客様のご自宅で、今回は亡くなったご親戚のおうちで
買い取りをさせていただきました、どうもありがとうございました。

暑さもあり、帰りは2人ともヘトヘトになっておりましたが、
今話題の新東名高速道路のパーキングによって少しだけ旅行気分。
上の「ご当地ショボーン(´・ω・`)富士山」ストラップもパーキングで買ったものですが、
なにこれこのシリーズめちゃめちゃ可愛いよ!!∑( ̄∀ ̄)
ご当地ショボーン アクリル根付 キャラクターグッズ一覧

これなんて誰だと思う!?
ペリーだよっ!!(笑)

昭和10年代の渋谷駅前、麻布霞町、銀座、浅草六区、円タク

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「想い出の東京 師岡宏次写真集」(講談社)という本が入ってきたので、
眺めて楽しんでおります。

昭和5年から昭和47年に至る42年間の東京の写真が掲載されており、面白いです。

 


「六区の映画街」(昭和12年)

浅草六区ですね。
かかっている映画はフレッド・アステア&ジンジャー・ロジャースの「気儘時代」。

 


「ブロマイド屋」(昭和13年)

昔はよくあったというブロマイド屋さん。
ズラリと貼られている写真の人たちの名前が知りたいなあ。
左上のディートリッヒしかわかりません。

 


「円タク」(昭和10年)
この時代の大衆車はフォードである。1円が最高で30銭でも乗れた円タク時代。
前に空車の札を出して走っている。これは日比谷交叉点である。(解説より)

へえ、これが円タクですか!:D
古い本を読んでいるとよく出てきますけど、こんなにかっこいい車だったんですね。

 


「銀座八丁」(昭和12年)

服部(和光)の上から見おろした五丁目から八丁目方面だそうです。

 


「渋谷駅前」(昭和14年)

昭和14年の渋谷駅前!
きっと当時としては賑やかな街並でしょうが、今の巨大さとは比ぶべくもないですね。

 


「露地の中」(昭和10年、麻布霞町にて)

ポンプ井戸が見える。昔は一つの井戸を共同で使っていた。その向こうの円柱は共同水道で、
井戸の後さらに水道がついたことを物語っている。大正時代はこのような長屋には
個別に水道がなく、各戸で鍵を持ち共同で一つの水道を使っていた。
ご飯のおはちが乾かしてある。高々と干す物干場、瓦屋根には引窓が見られる。
庭や屋根に、植木の鉢が置いてある。(解説より)

麻布霞町って・・・六本木ヒルズとかの近くですよね(汗)
ちょこっとググってみましたが、3LDKの中古マンションが2億円近くて売られてますよ、
2LDKの賃貸が40~60万円(一か月)とか書いてありますよ、ヒイイィィィ(汗)
・・・この写真の頃からずーっと住み続けてたら、今や大金持ちですねえ(苦笑)

古本買取くまねこ堂 出張買取対応エリア

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